浄国院(浄土宗)じょうこくいん

定例行事
○春彼岸法要
 (3月22日)午後1:30から
○施餓鬼法要
 (8月23日)午前8:00~12:00
○秋彼岸法要
 (9月22日)午後1:30から
○十夜法要
 (11月14日)午後1:30から

五重相伝法要
 戒名授与5~6年に一度
回番御忌法要
 15~16年に一度

10月から11月にかけて全国の浄土宗寺院でひろく行われる 念仏会です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日 十夜(じゅうや)法要」といいます。もともとは陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで、10日10夜にわたる法会(ほうえ)でした。この法会は、浄土宗で最も大切な経典(きょうてん)の一つ『無量寿経(むりょうじゅきょう)』の巻下に、 「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践したもので、10日10夜にわたり 不断(ふだん)念仏を称えて別時(べつじ)の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。
この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前(永享(えいきょう)年間)、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのさだつね)の弟 貞国(さだくに)が、京都の天台宗の真如堂(しんにょどう)で修したのがその始まりとされています。その後、明応(めいおう)4年(1495)に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世 観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん) が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧といっしょに 引声(いんぜい)念仏を修し、勅許(ちょっきょ)を得て、光明寺で法要を行うようになりました。これが浄土宗でのお十夜の始まりで、今では浄土宗の大切な法要となっています。
お十夜は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めてこれをお称(とな)えする大切な法会です。今日ではその期間も10日間から5日、3日、あるいは1日と短縮されて行われていますが、この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る善行を、ぜひ積んでいただきたいものです。